大切にしていることTHINGS TO CHERISH IN KINDERGARTEN LIFE
はじめに
わたしたちは次のような願いをもって子どもたちに接しています。
のびやかに成長していくお子様の「育ち」は、花の成長にも重ね合わせることができます。
おひさまに向かってぐんぐんのびる植物。それは、同時に土にかくれている「根っこ」のしなやかさとたくましさを表しています。
これからお子様が健やかに育っていくための土台である根っこを、
より広く深くはっていくためのお手伝いを幼稚園ではさせていただきたいと思っています。
水をやり、時には肥料をあげて大事に見守り育てていくことで、子どもたちはその根からたくさんのことを吸収します。
やがて小さな希望溢れる芽が芽吹き、それぞれの花を咲かせていくことでしょう。
幼稚園とご家庭が手を取り合って、その成長を共に見守っていけたらと願っています。
子どもたちにとっての「根っこ」、それは「こころ」です。
何でも素直に吸収できるこの時期に、「心の基盤」作りをすることは、もっとも大切なことです。
子どもたちは園生活を通じてたくさんの友達と触れ合うことで、人の気持ちがわかる優しさや思いやりの心を育んでいきます。
いいこととそうでないことの判断力を身につけ、ルールやマナーを守ることも覚えていきます。
また、つまづきや葛藤を乗り越えながら、心身共にたくましく成長していきます。そんな体験の積み重ねが、どんなことでも前向きに受けとめ、幸せに感じられる心を育みます。
友だちや先生と「たのしいね」「ふしぎだね」「うれしいね」「だいすき」…という思いを何度も共有しながら心の基盤を築いていきます。
手作りのお弁当と給食にこだわる理由
子どもとのかけがえのない日々、 愛情をいっぱいそそいで親子の絆を深めます。
親の愛情あふれるお弁当と
手作りで安心、できたての給食
-
おうちの方が作ってくれるお弁当が、子どもたちの心を豊かにする一つのコミュニケーションだと麗澤幼稚園は考えています。
ただ食事をするだけではなく、安心とおいしさと親の愛情をいただくのが手作りのお弁当です。
一生懸命愛情を込めて作られたお弁当に元気をもらい、子ども達は安定した幼稚園生活を送ることが出来ます。お弁当を作ってあげられるのは、もしかしたら今だけかもしれません。
形や色にこだわらなくても構いません。
一緒に頑張ってみませんか?きっとお子様の記憶に、ずっとずっと優しい思い出として残ることでしょう。
子どもとのかけがえのない日々、愛情をいっぱいそそいで親子の絆を深めます。また、給食は様々な食材に触れ、好き嫌いを克服して小学校給食にもスムーズに移行していけるよう、週に2~3回いただいています。(年少組は2学期からの選択制)


送り迎えについて
今だけしかない時間を送り迎えで。
手をつないで子どもとゆっくり
向き合える大切な時間。
-
麗澤幼稚園では親子の触れ合いを重視し、園までの送り迎えをお願いしています。
朝の登園時、お母さん方同士や先生とのコミュニケーションがとれて、生きた情報の交換が行われます。
帰りには、幼稚園での出来事を一刻もはやくお父さんお母さんに話したくて仕方がない園児にとっては、家までの帰路は親子の会話が豊かにはずむ至福の時間となります。
また、春・夏・秋・冬と四季折々に変化する学園の自然を感じながら親子で登降園をするのも素敵な親子の時間になっているようです。手をつないで子どもとゆっくり向き合える大切な時間は、いい気分転換に。
園長先生や担任と挨拶ができることは、 何気ないその日のエピソードを知る機会に。
子どもの喧嘩やトラブル、 悩みごとがあってもすぐに相談しあえます。


教育方針・理念
麗澤幼稚園の教育方針や基本理念ご案内いたします。
麗澤教育は、創立者廣池千九郎が提唱した道徳科学「モラロジー」に基づく
知徳一体の教育を基本理念とし、学生生徒の心に仁愛の精神を培い、
その上に現代の科学、技術、知識を修得させ、
国家、社会の発展と人類の安心、平和、幸福の実現に寄与できる人物を育成する。
- 教育方針
麗澤幼稚園では、恵まれた自然環境の中、下記の教育方針を基に、生き生きとした雰囲気の中で自主的な子どもの活動を援助しながら、健康で心豊かな子どもの育成に専念しています。
-
- 1
- 遊びや制作などの諸活動をとおして自発力を育て、更なる成長への原動力を培う。
-
- 2
- 自然や物事に対する興味関心を引き出し、観察と疑問解決の努力を助け、知識や技能を高めるとともに、子どもなりの向上の喜び、充実感、満足感を体験させる。
-
- 3
- 読書や他者とのまじわりを通じて、言語、表現力の向上をはかる。
-
- 4
- 恵まれた自然環境の中で、自然の営みへの理解と、環境への適応、動植物の保護育成を学ばせる。
-
- 5
- 基本的生活習慣を身につけさせるとともに、幼稚園内外の広い環境と種々の遊具を利用して、活発な活動をうながし、健康、体力、運動能力の増進をはかる。
-
- 6
- 当番活動や協同作業、集団の遊びなどをとおして、責任と義務の大切さを体験的に修得させる。
-
- 7
- 自己中心の考え、行動を抑え、相手や第三者への心くばり、共感、信頼を体験させ、社会性を高める。
-
- 8
- 自己の存在にかかわる恩人の存在に気付かせ、感謝の心を育てる。
-
- 9
- 保護者との連携を密にし、園の保育業務への協力を願うとともに、子育てに対する支援を積極的に行う。
- 教育目標
前記の教育方針のもとで、子どもの自主性を大切にしながら、具体的には、次の3つの目標を掲げて子どもの育成につとめています。
-
- 思いやりのある子
- 優しく思いやりのある子
-
- 感謝のできる子
- 「ありがとう」が言える子
-
- たくましい子
- 自分のことは自分でする子