『一年の計は元旦にあり！』

　明けましておめでとうございます。年末年始は素晴らしい日本晴れとなり、皆様にはすがすがしい気持ちで、良い新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。今年こそコロナが終息に向かい、麗澤幼稚園にとりましても子ども達がマスクを外し、健やかに伸び伸びと遊び学べる環境を取り戻せる年となりますよう、切に祈りたいと思います。

お正月には、風物詩である箱根駅伝が開催されました。箱根駅伝の歴史は長く、初めて開催されたのは1920年、大正９年までさかのぼります。この年、ベルギーのアントワープで第７回オリンピック競技大会が開催され、テニス競技において日本人初のメダルを獲得しました。また、マラソンもメダルが期待されましたが、結果を出すことができませんでした。実は、この失敗が箱根駅伝創設に関係していると言われています。そんな歴史のある箱根駅伝に今年も麗澤大学生が学連選抜チームの一員として出場しました。「花の２区」と呼ばれる、各チームのエースが揃う区間を激走しました。結果的にはエース区間ということもあり苦戦を強いられましたが、最後まであきらめない姿に勇気と感動をもらいました。来年は箱根駅伝にとって第100回となる節目の年を迎えます。過去には、学連選抜で何人もの麗澤大学生が箱根駅伝を走っていますが、麗澤大学としてチームでの出場は果たされていません。来年こそは、麗澤大学のユニフォームを２日間にわたり応援できることを楽しみにしたいと思います。

さて、いよいよ３学期がスタートしました。「一年の計は元旦にあり」と言われます。皆様のご家庭でも「今年はどんなことを頑張ろうか」と話し合ったことと思います。３学期は進級や進学に向け、１年のまとめをする大切な学期です。３学期の目標作りはとても大切です。具体的で、少しの努力を要する達成可能な目標がよいと思います。できれば、親子で目標作りに挑めると良いですね！目標を達成することで大きな自信と希望を胸に卒園・進級できますよう、私達も共に力を尽くします。また子ども達には、ご両親や周りの多くの方達の支えがあって楽しい園生活が過ごせていることを伝えいきたいと思います。目に見えない支えにも感謝のできる心を育て、皆が感謝の心で３学期の最終日を迎えられますよう、努力いたします。

園長　中澤　裕隆