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園だより:2023年5月

園だより

『通常体制への感謝』

 4月7日に始業式、13日に入園式が挙行され、年少、年中、年長さんたちの元気な声が園舎に響き渡っています。通常の新年度がスタートできたことは、私ども教職員にとっては大きな喜びです。「みんな仲良く助け合う 楽しい麗澤幼稚園」にしてまいりましょう。

さて、4月に行われた2つの行事についてお伝えします。一つは、毎週火曜日に園庭で行われる朝礼です。最初に元気な声で「君が代」を歌って国旗と園旗を掲揚します。体操の後、当番の先生がその日の「子どもカレンダー」(事務室前にある日めくりカレンダーです。)を読み、お話をします。25日のカレンダーの言葉は、「おじいちゃん元気だね おばあちゃん優しいね 長生きしてね いつまでも」でした。担当の小笠原先生は、ご先祖様からずっと受け継がれてきた生命を大切にすると同時に、今一番お世話になっているお父さん、お母さんに「ありがとう」が言えるようになりましょうと園児たちを励ましていました。

二つ目は、誕生会です。26日、4月生まれの園児12名は、友だちや先生達からお祝いを受けました。年少は保育室で、年中と年長は遊戯室で、それぞれ行われました。遊戯室での様子を少し紹介させていただきます。

大きな拍手で迎えられた誕生児たちは保護者と一緒に舞台へと上がり、お父さんやお母さんに感謝の言葉を伝えました。その後、インタビューが行われ、「大きくなったら、何になりたいですか」との質問に、元気な声で「警察官です!」「妖精になりたい!」などと答えていました。最後は、先生方による「桃太郎」の劇でした。この劇には、年少さんも観に来ました。桃太郎が鬼ヶ島に向かう場面から、赤鬼と青鬼をこらしめるまで、見ごたえのある演技が続きました。途中、桃太郎が負けそうになった時、園児の席から「頑張れ!桃太郎!」の声援が上がり、迫力ある戦いとなりました。

今年度初めての誕生会でしたが、親への感謝を忘れず、友達や先生方からの祝福を大切に受け止めてほしいと願っています。また、「桃太郎」の劇を通して、「正義は必ず勝つ」ということも学んでほしいです。実社会では、相手や自分の力量、時、場所、場合など様々な条件が加わるので、この法則通りにならないこともありますが、幼年期の判断基準として大切ではないでしょうか。

5月といえば「鯉のぼり」。

“そよ風に 親子の鯉が ゆらゆらと 我が家も同じ 家族のきずな”

皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

園長 竹政 幸雄

保育のねらい

[年少組]
  • 衣服の着脱や所持品の管理について知り、自分でしようとする。
  • 様々な活動に楽しんで参加する。
[年中組]
  • 園外での約束事やマナーについて知り、守ろうとする。
  • 立腰の姿勢について再確認し、意識しながら、相手の目を見て話を聞く。
[年長組]
  • 身の周りの小さな命を慈しみ、責任をもって育てようとする。
  • 活動の見通しをもち、自主的に声をかけ合いながら、協力しようとする。

今月の徳育

[年少組]
  • 園生活のルールを知り、守ろうとする。
[年中組]
  • 異年齢児に対して憧れや思いやりの気持ちでかかわり、年中児としての自覚をもつ。
[年長組]
  • 創立者について知り、相手への思いやりについて考え、感謝の気持ちをもつ。