12月
『11月の出来事』
11月1日、入園面接を実施させていただきました。希望者の中には、「麗澤に通わせているお母様からのお勧めで来ました」という方が何人かおられ、とても嬉しくなりました。例年より多くの入園希望者をいただいたことに、感謝の気持ちで一杯です。この期待と責任をしっかりと受け止め、仲良く助け合いながら温かい心が育まれる麗澤幼稚園を目指してまいります。
11月の各学年の目標をまとめると、「発表会に向けて、友達と一緒に表現活動を楽しみながら、自分たちで劇を作り上げる喜びを味わう」となります。年長さんを中心に舞台練習の声が園長室まで聞こえてくるので、時々こっそり練習を見せてもらっています。劇には、絵本とはまた異なる一種の模擬体験が秘められています。友達との演技を通して、園児たちの感性が少しでも豊かになる事を願っています。
11月25日、父母の会企画による「学園紅葉ツアー・施設見学」が行われ、小さな子供達も含めて25名が参加してくれました。学園の紅葉は毎日の送り迎えの時に楽しむことが出来ますが、教育施設や少し離れた墓地を訪れるのは難しいと思いますので、参加された方々は今回の企画を喜んでおられました。中高の見学では、櫻井校長が中学校舎を案内して下さいました。丁度、休み時間中だったので廊下で元気な生徒達と挨拶を交わすことができ、中学の雰囲気が味わえました。創立者廣池千九郎博士のお墓を訪ねた後、大学の敷地に入り、食堂「ひいらぎ」で休憩しました。その後、今年新設された工学部棟と生涯教育プラザ5階にある高校通信制課程の教育施設を見学しました。通信制課程の山本教頭からは、麗澤独自の通信制教育について熱心な説明があり、皆さんの通信制に対するイメージが少し変わったようでした。今回のツアーを企画して下さった佐藤会長、武藤副会長、山崎副会長には心より御礼を申し上げます。
2学期も残すところ後20日足らずとなりました。発表会では、心身共に大きくなったお子様の姿をご覧いただけることでしょう。万全の体調で臨めるよう、皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。園長 竹政 幸雄
保育のねらい
[年少組]
- 発表会に向け、けじめをつけて練習に取り組み、人に見られる楽しさ、表現する楽しさを味わう。
- 身だしなみや衣服の管理を、自ら行おうとする。
[年中組]
- 発表会を通して、クラスの友だちとやり遂げたことへの自信を持ち、互いに認め合う。
[年長組]
- ヒヤシンスの栽培を通して、生命の不思議や尊さを感じ、愛情をもって育てる。
- オペレッタに込められた想いを表現し、友だちと一緒にやり遂げる喜びを味わう。
今月の徳育
[年少組]
- 身の回りの人たちに支えられていることを知り、感謝の気持ちを伝える。
[年中組]
- 挨拶やお礼の言葉の理解を深め、心を込めて伝えようとする。
[年長組]
- 1年を振り返り、身の回りの人や物に感謝する。