5月
『新年度がはじまりました』
4月に行われた大小様々な行事について簡単に報告させていただきます。4月14日、天候に恵まれ、入園式が挙行されました。麗澤幼稚園の歌が始まると、目の前の席にいた一人の新入園児が大きな声で歌い始めました。満3歳児クラスから入園した男児でした。思わず、「嬉しいね、その元気。応援しているよ!」と心の中で叫んでいました。歌詞の中にある「みんな なかよく たすけあう たのしい れいたくようちえん」を目指して、みんなで頑張ってまいりましょう。
4月17日、香港のカントンバプティスト教会幼稚園から31名の先生が、麗澤教育を学ぶために来園されました。午前中、3つのグループに分かれ、それぞれの組の活動を見学しました。年少・年長組では園庭巡りが行われており、園庭で楽しく遊ぶ様子をご覧いただきました。年中組は、こいのぼりの制作でした。担任がハサミを持って「線の上、線の上」と調子を付けながら紙を切る姿を、先生方はうなずきながら見学されていました。英語でのコミュニケーションだったのでお互いに深い問答はできませんでしたが、先生たちの中には、園児と一緒にブロックなどで遊んでいる方もおり、幼稚園の先生の心は世界共通だなと感じました。
4月22日、園庭で年中・年長による朝礼が行われました。元気な声で国歌を歌って国旗と幼稚園の旗を掲揚し、幼稚園の歌、ディズニー体操と続き、最後に当番の先生からのお話で終わりました。進級して最初の朝礼だったので、整列などに少し時間を要しているようでした。
4月23日、4月生まれの誕生会が遊戯室で行われ、年少から年長までの11名の園児が祝福されました。皆が楽しみにしている先生たちの出し物は「金太郎」の劇でした。最後に金太郎が、応援をしてくれた園児たちに「力が強いだけでなく、優しい思いやりの人になりましょう。」と励ましの言葉をかけてくれました。
4月25日、令和7年度父母の会総会が書面開催されました。新役員に選出された山崎菜摘会長、四方紗矢香副会長、鈴木多美絵副会長をはじめ、各組の学級委員、係の皆様には1年間お世話になりますが、どうぞ宜しくお願い致します。
このように、多くの新入園児をお迎えして始まった4月を振り返ると、順調にスタートが出来たのではないかと感謝申し上げます。創立者廣池千九郎博士は、「持久微善を積んで撓(たゆ)まず」の格言を残し、たとえ小さな善行でも、持続して行う事によって大きな成果をもたらすと教えて下さっています。親心(犠牲、思いやり、祈り)を大切に、頑張ってまいりましょう。
園長 竹政 幸雄
保育のねらい
[年少組]
- 園での約束事を覚え、ルールを守ろうとする。
- 困ったことがあった際に、保育者を頼り、言葉で伝えようとする。
[年中組]
- 幼稚園のルールを守り、友だちと一緒に集団生活を送る楽しさを感じる。
- 初めてのことや難しいことにも前向きに挑戦しようとする。
[年長組]
- 様々な人とのかかわり方を知り、その場に応じた行動を考え、社会との繋がりを意識する。
- 遊びや生活に必要な情報を取り入れようとし、友だちと互いに意見を伝え合いながら過ごす。
今月の徳育
[年少組]
- 食べ物を作ってくれた人に、感謝の気持ちをもって食事をする。
[年中組]
- 身の回りの人に守られ、支えられていることに気づく。
[年長組]
- 身の回りの人の支えに気づき、自分ができることを見つけ、人の役に立とうとする。