お知らせ
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9月

園だより

『実りの2学期にしよう』

猛暑が続く8月でしたが、保護者の皆様には平穏無事に過ごすことが出来たでしょうか。廣池学園の盆踊りは、少し雨が心配されましたが予定通りに開催され、園児たちが楽しそうに踊るチアダンス、バハマママ、そして神輿担ぎは今年も好評で大きな拍手をいただきました。皆様のご協力にお礼を申し上げます。

9月1日、久々に見る元気一杯の園児たちが遊戯室に集まり、2学期の始業式が行われました。私からは、充実した日々を過ごすことが出来るようにと「3日坊主」の話をさせていただきました。「3日坊主」は、物事を始めても長続きしない人に使われる言葉だと説明した後、「3日坊主と言われる人でも、3日坊主を10回続ければ1ヶ月間も頑張ったことになります。皆には、すぐにあきらめる人にはなってほしくありません。何度でも挑戦(チャレンジ)できる人になってほしいです。そのためには、以前に話した元気、勇気、根気の源である氣力をどんどん大きくすることです。そうなれば、2学期の大きな行事である運動会、発表会が思い出に残る素晴らしい会になるのではないでしょうか」と伝えました。

先月の「まんりょう夏休み号」に書いた中国の湯王の「苟日新、日日新、又日新」(まことに日に新たに、日々に新たにまた日に新たなり)について補足をさせていただきます。廣池千九郎博士は、「『日に新たに』の日は、その当日の意、『日々に新たに』の日は、毎日という意、『又日に新たなり』の日は、未来の日という意で、毎日、手と顔を清め新たにすることから、日々怠ることなく、新鮮な心をもって修徳の努力を積む意味である」と書き残されています。

幼稚園の玄関前の花壇と年長組前の園庭で、鳥澤洋子先生(ほし組担任)のおじいさん(福島県在住)から戴いた稲の苗がすくすくと成長しています。水田ではなくトロ舟での栽培なので、花が咲き稲穂が実るかどうか心配です。上手く実った暁には、園児たちに刈り取ってもらい、収穫の喜びが分かち合えることを楽しみにしています。園児と稲穂、ともに実りの2学期になるよう祈っています。今学期もよろしくお願い致します。

園長 竹政幸雄

保育のねらい

[年少組]
  • 当番活動をする中で、役に立つ喜びを感じる。
  • 運動会に向けて順番や時間を守り、前向きに活動に参加する。
[年中組]
  • 友だちと気持ちをひとつにして活動に取り組み、協力する喜びや達成感を味わう。
  • 勝ち負けの経験を通して、挑戦し続ける気持ちを育む。
[年長組]
  • 一人ひとりが力を出し合いながら自己を発揮し、何事にも自信を持って取り組む。
  • 互いに励まし支え合いながら、共通の目標に向けて、最後まで諦めずにやり遂げる。

今月の徳育

[年少組]
  • 命の繋がりについて知り、祖父母の方に感謝の気持ちを伝える。
[年中組]
  • 命の繋がりについて学び、家族や友だちを大切にしようとする。
[年長組]
  • 命の繋がりについて再確認し、ご先祖様や家族に感謝の気持ちを伝える。