園だより:2022年11月
『成長著しい2学期』
10月8日は、コロナに負けず無事に開催できた運動会。
10月13日は、千葉市動物公園へ年長組の遠足。
10月20日は、全学年によるさつまいも掘り。
準備期間を考えると2学期が始まってからの2ヶ月で、子どもたちは目を見張るほどの成長を見せてくれました。
2学期が始まった当初は、夏休みの影響もあり、ぐずったりする子ども達も見られましたが、運動会の練習が進むにつれて、子ども達の様子が随分と変わってきました。何といえばよいのか、例えると背骨がピシッと真っすぐに伸びてきた感じです。
運動会では、暑さに負けずに先生の指示に従いながら、みんなで一つのものを作り上げる難しさと感動を体験しました。最初はバラバラだった年長組の旗体操、年中組のバルーンは、運動会当日が一番きれいにそろっていました。本番でこれまでの練習の成果を見事に発揮することができた子ども達に、本当に感動しました。
年長組の遠足は、雨天のため筑波山登山から千葉市動物公園へと当日変更となりました。正直なところ子ども達にはチャレンジさせたい登山でしたが、それでも動物公園では、ガラス一枚隔てただけという距離で、見たこともないような大きなライオンを見ることができたり、フクロテナガザルとはまるで会話をしているかのように、大きな声で鳴き声をまねてみたりしました。その他にもゾウ、キリン、ゴリラなど様々な動物たちを見学することができました。年長組の子ども達にとって、きっと忘れることのできない一日となったことでしょう。
さつまいも掘りでは、年少組、満3歳児クラスの子ども達は、背負いきれないほどのさつまいもを小さな手で掘ることにより、栽培してくれた農家の方への感謝の気持ちとさつまいもの本当の姿を学ぶことができました。
いよいよ来月には発表会が行われます。発表会の準備を通じて子どもたちは日々成長しています。子ども達が、安心して楽しい園生活を送れるよう、冬に向けた感染予防対策などしっかり行いたいと思います。
園長 中澤 裕隆
保育のねらい
[年少組]
- 友だちと一緒に表現する楽しさを味わう。
- 活動と遊びのメリハリをつけて過ごす。
[年中組]
- 友だちと一緒に物語を創り上げる楽しさを味わいながら、積極的に活動に参加する。
- 自分の役割を自覚し、責任を持ってやり遂げようとする。
[年長組]
- 友だちや保育者と協力し助け合いながら、舞台を作りあげる喜びと楽しさを感じる。
- 自分の気持ちを、素直な言葉で相手に伝えようとする。
今月の徳育
[年少組]
- 友だちの良いところや頑張っているところに注目する。
[年中組]
- 人の役に立つことを喜び、率先して行動しようとする。
[年長組]
- 相手の気持ちを考えて、優しい気持ちでかかわり、支え合おうとする。