３月３１日（金）、流山市を中心にロスフラワーの移動販売や花育活動を行う任意団体「FlowerDance」協力のもと、親子で楽しむ「花育」いけばなを実施いたしました。
「花育」とは、花や緑の持つ多様な機能に着目し、花や緑を教育や地域活動等に取り入れる取り組みのことです。今回は日本の伝統文化であるいけばなを通して、子どもの非認知能力や生きる力を育むと同時に、いけばなの材料として規格外等で出荷できないお花（ロスフラワー）を使用して、環境にも配慮したサステナブルな取り組みとして実施を致しました。

今回のイベントを楽しみにしてきてくれた子ども達、親子で一緒にニコニコしながら来園してくれました。師範の先生から、今日使うお花は市場では販売できないロスフラワーであることや花育の活動についてもお話をいただきました。

早速先生にポイントを教えてもらって子ども達もいけばなに挑戦です。ハサミで適当な長さに切ったり、剣山にさしたり、いけばなのルールはポイントのみお伝えして、子ども達の自由な発想で楽しんでいけてもらいました。

子ども達それぞれに個性的な作品が出来上がって子ども達も満足げです。使用したお花はそれぞれご家庭に持ち帰っていただきました。

子ども達がお店で目にする綺麗な花々には、規格外で出荷できなかったり、余剰在庫で鮮度が落ちて廃棄となったり、イベントの減少などで行き場をなくした生花が大量に廃棄されている現実があります。
今回のワークショップを通じて、花の美しさや扱い方、いけばなの楽しさを味わい、日常生活の中で気軽にお花との触れ合いを楽しんでもらえればいいなと思います。