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園だより:2016年9月

園だより

『オリンピックの感動を胸に2学期へ!』

 今年の夏は全国的にかなりの猛暑でした。また、次々に発生した台風は関東だけではなく、東北・北海道に大きな被害をもたらしました。保護者の皆様のご実家等は大丈夫だったでしょうか?心からお見舞い申し上げます。

猛暑続きの日本列島でしたが、リオのオリンピックでも連日熱戦が繰り広げられ、日本人選手の活躍に熱い声援を送り、夜が更けてしまった方も多かったのではないでしょうか。水泳400m個人メドレーで金メダルに輝いた萩野公介選手を皮切りに、過去最多である41個のメダルを獲得した日本人選手たち!特に今回、初出場の若手選手の活躍ぶりには目を見張るものがあり、4年後の東京オリンピックへの期待が一層高まり、次に繋がる感動的な閉会式で幕を閉じました。

この選手たちは、オリンピックに出場して金メダルを獲るという明確な目標を掲げ、幼少の頃から過酷な練習に耐え、自ら挑戦し続けての晴れ舞台だったことでしょう。団体競技はそれにチームワークが加わり、お互いを信頼し合い心をひとつに取り組まなくてはいけません。こうして積み重ねてきた努力の結果が41個のメダルとなり、多くの感動と夢、希望を世界中の人たちにプレゼントしてくれることになったのだと思います。改めて「具体的な目標を掲げて努力を積み重ねる」ことや、「実行し続ける強い精神力を鍛える」ことの大切さを選手たちから教えていただきました。

この白熱したオリンピック場面を、子ども達は「かっこよかった!」「僕もあんなふうに走ってみたい!金メダルを首にかけてみたいと思った」等々、感動をもって見たようでした。さて、今年の運動会のテーマはオリンピックです。各学年で目標を掲げて競技に取り組みます。例えば、年長組のリレーでは“90mの距離を走り切り、バトンを繋ぐ”を目標に取り組みます。本番に向け、園でもコツコツ走り込んでいきたいと思いますが、幼稚園の行き帰りや休日に少しだけ工夫してみてもいいかもしれません。大事なのは結果ではなくその過程です。自分の力を出せるよう頑張り、次にバトンを渡すことが大切なのです。目標に向かって頑張ったことは、きっと大きな自信に繋がることでしょう。将来、麗澤幼稚園からオリンピック選手が出るかもしれません!この秋は、そんな可能性を秘めた子ども達と大いに体を動かすことを楽しみ、運動会を盛り上げたいと思います。

2学期は、たくさんの行事を一つひとつ経験しながら、子ども達が心身共に大きく逞しく成長していく学期です。保護者の皆様の温かいご協力や励ましをいただきながら、しっかりと育んでまいりたいと思います。今学期もどうぞよろしくお願い致します。

園長  岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 基本的生活習慣を再確認し、園生活のリズムを取り戻していく。
  • 運動会にむけて、友だちや保育者と一緒に練習に取り組み、体を動かすことを楽しむ。
[年中組]
  • 周りの状況を見て行動しようとする。また、けじめをつける。
  • 運動会に向けて意欲的に取り組み、協力する楽しさを味わう。
[年長組]
  • 目標に向かって活動する中で、自分の力を発揮し、自信を持つ。
  • けじめをつけ、最後まで話を聞く。また、自分で考えて行動する。

今月の徳育

[年少組]
  • お年寄りに感謝や思いやりの気持ちを持つ。
  • 友だちとのかかわりの中で、保育者と一緒にきまりを確認しながら必要な言葉のやりとりを知る。
[年中組]
  • 命の繋がりを知り、祖父母へ感謝の気持ちを伝える。
  • 友だちや保育者と積極的に関わって遊ぶ中で、相手の気持ちに耳を傾ける。
[年長組]
  • 友だちと声を掛け合いながら協力する。また、互いの良さを認め合おうとする。
  • 地域交流や祖父母への手紙書きを通して、感謝の気持ちを伝え、思いやりの心を育む。