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園だより:2016年11月

園だより

『忘れられない10月の行事』

 朝晩急に肌寒くなり、暑かった夏から一気に秋へと季節が変わったようです。先日、年少組の子ども達はお散歩に出かけて大粒のどんぐりを拾い、どんぐりごまを作って遊んでいました。日ごとにすすむ紅葉に、これからはお散歩の回数も増えそうです。

2学期最初の行事である運動会では、途中傘をさしての応援となり、保護者の皆様にはご心配やご不便をおかけ致しました。加えて、卒園児や未就園児の競技、祖父母レースや保護者競技も割愛させていただくこととなり、楽しみにして下さっていた皆様には、心よりお詫び申し上げます。そんな中、父母の会役員や運動会係のお母様方は、何とかサポートし運動会を盛り上げたいと迅速に対応して下さいました。皆さんの一丸となった連携プレーのお蔭で、旗体操やバルーン、リレーとこれまでの練習の成果をご覧いただき終了できましたこと、心から感謝しております。

その思いに答えるかのように、子ども達も本当によく頑張ってくれました。雨に濡れたバルーンはかなりの重さでしたし、年長のリレーでは思いがけないハプニングもありました。雨をものともせずバルーンを成功させ、また懸命に駆け抜けた子ども達の逞しさや力強さに、きっと将来、この子ども達の中からオリンピックを目指すアスリートが出てくるのではと、胸熱くなりました。また、第2回の運動会を園庭で開き、当日ご覧いただけなかった玉入れ、障害走のかわいい姿や活躍ぶりを身近に見ていただけて、子ども達も大満足の様子でした。色々なドラマが繰り広げられた運動会でしたが、子ども達は更に頑張る心が大きく膨らんだようです!

先日行われた年長組の筑波山遠足では、雨上がりで滑りやすかったにもかかわらず、自分の足でしっかりと頂上まで登り切りました。ロープウェイからの見事な眺めに、大歓声を上げた子ども達の姿は忘れられません!さつまいも掘りでは、年中さんは重たいリュックを背負い、年長さんのリードで頑張って歩いて帰りました。見事な快晴で少々暑かった年少さんも、親子で収穫の喜びを十分に味わえたのはないでしょうか。昼食時は、おいしい焼き芋や特製芋汁に親子でにっこり和み、その後はお芋バクダンゲームや親子ダンスを楽しみました。年少さんが自信たっぷりにダンスのお手本を見せ、お母さんをリードする姿が何とも微笑ましかったです。

忘れられない思い出満載の10月を終え、いよいよ2学期最後の大イベント“発表会”に向けスタートです。先生や友達と力を合わせ、話し合いや練習を積み重ねながら舞台を作り上げていく様子を、どうぞ温かくお見守り下さい。

園長 岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 保育者や友だちと一緒に、遊びや活動を楽しみ、その楽しさを共感する。
  • 良いことと悪いことを考え、けじめをつけて行動しようとする。
[年中組]
  • 自分の役に責任を持ち、力を十分に発揮する。また、クラスみんなでひとつのものを作り上げていく楽しさを感じる。
  • 自分の持ち物をきちんと管理し、整理整頓をする。
[年長組]
  • 共通の目的や課題に向かって意見を出しあい、協力して活動を進めていく。
  • 活動や遊びの中で、様々なことに挑戦していく。

今月の徳育

[年少組]
  • 保育者と一緒に相手の気持ちを考えようとする。
[年中組]
  • 挨拶をする意味を考える。また、相手のことを思い、心をこめて挨拶する。
[年長組]
  • 友だちの気持ちや考えを受け入れ、思いやりの心を持って接する。