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園だより:2017年1月

園だより

『新しい年を迎えて』

 明けましておめでとうございます。穏やかな年明けになりました。郷里で、あるいはご自宅で、ご家族そろって良いお正月を迎えられたことと思います。今年も子ども達の健やかな成長と、ご家族の皆さまのご多幸を心よりお祈り申しあげます。

いよいよ1年の締めくくりとなる3学期がスタートしました。年長組は、先生や友達と楽しい思い出作りをしながら、小学校入学に向けて幼稚園生活の締めくくりをする大事な学期となります。また、年中・年少組は、進級に向けてお当番の引継ぎや3学年の交流活動を通して仲良く絆を深めながら、1年の締めくくりと共に新年度への準備をする学期となります。保護者の皆様にとりましても、一抹の寂しさや希望の入り混じった日々になるかもしれません。園の目標である「思いやりのある子」「感謝のできる子」「自分のことは自分でする子」を目指し、その集大成が出来るよう最善を尽くしてまいりたいと思っております。今学期もどうぞよろしくお願い致します。

昨年末に行った職員研修会の時に、講師からお聞きした話がとても印象に残りました。「私は、いつでもどんな時でも“ありがとう”の言葉が自然に出るように、そしていつでも感謝の心でいられるよう意識して生活している。」とのことでした。「取り組み始めて3ヶ月がたった今、どんなこともすべて有難く思えるようになり、不思議なことに周囲で有難いことがよく起こるようになってきた。」と付け加えられました。

講師の話をお聴きしながら、発表会で行われた、ほし組のオペレッタ『ありがとうにありがとう』を思い出しました。“ありがとう”を伝えたら、“こちらこそありがとう”と、みんなが笑顔になったお話です。どんな小さなことでも、嬉しいことがあったら「ありがとう」とその場で口に出して伝えあうことを、子ども達と心がけていきたいと思います。

今年の干支は丁酉です。この年は、新しい動きや変革が起きやすい年だそうですが、どんなことが起ころうとも“ありがたいなあ”と感謝の心で受け止め、“ありがとう”の言葉があっちでもこっちでも飛び交う園舎を目指したいと思います。そして“ありがとう”が“ありがとう”を呼んで運気上昇!幸せをとり込み、皆が笑顔で大きく羽ばたける年にできたら…と願っております。                   園長  岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 冬の自然や遊びに興味や関心を持ち、戸外で十分に身体を動かして伸び伸びと遊ぶ。
  • 友だちとのかかわりの中で、譲り合うことの大切さを知る。また、周りに目を向けようとする。
[年中組]
  • 冬の自然に興味を持ち、寒さに負けず、戸外で元気に身体を動かして遊ぶ。
  • 3学期が年長に向けての準備期間であると意識し、けじめをつけて様々な活動に取り組む
[年長組]
  • 自分で目標や課題を決め、向上心を持って最後まであきらめずにやり遂げようとする。
  • 基本的生活習慣を再確認し、自分で生活の場を整えようとする。

今月の徳育

[年少組]
  • 園での約束や基本的生活習慣を再確認し、最後まで自分のことは自分でする。
[年中組]
  • 1・2学期を通して大きくなった心を皆で認め合い、様々なことに意欲的に取り組んだり、相手を思いやる。
[年長組]
  • 自分がしてもらって嬉しかったことを、周りの人たちへもしていく。