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園だより:2019年5月

園だより

『麗澤幼稚園は「ピンクのハート」を育てる森』

眩しいほどの新緑の中で、生まれたてのテントウムシをみつけ、大喜びで登園してきた男の子達!日ごとに成虫になる様子を、平成最後に楽しく観察したことでした。

そして5月1日、天皇皇后両陛下がご退位され、皇太子殿下が第126代天皇に即位されました。心よりお祝い申し上げます。上皇陛下も新天皇陛下も“常に国民を思い、国民に寄り添いながら”と御言葉の中でお話され、有難くもったいないことだと心から感謝申し上げました。と同時にわが身を振り返り、私も大御心に一歩でも近付けるよう、不十分ながらも常に園児や保護者、教職員を思い、その心に寄り添えるよう努力させていただこうと、改めて心に誓わせていただきました。

先だって、父母の会総会でもお話しましたように、令和の時代は「麗澤幼稚園は『ピンクのハート』を育てる森」を合言葉に、取り組んでいきたいと思います。

たくさんの小さな木を育て、森にするためには様々な要因が必要です。子どもの成長を植物に例えると、成長の元は「根っこ」にあります。その「根っこ」にあたるのが、子どもの心です。土壌は、心の基盤づくりを第一とする「こころの教育」です。子ども達の「根っこ」に栄養を与え、素直で逞しく優しい心へと育んでいきます。そして、植物を育てる水として、職員が一丸となり心を込めて保育活動に取り組みます。また「豊かな森」に育てるためには、父母の会役員、行事のお手伝い係をはじめとする保護者の皆様のご協力も欠かせません。これからも共に、春の光のようなあたたかい愛情で包み込み、子ども達の心を育んでまいりましょう。

令和元年の新たな取り組みの1つとして、課外活動があります。5月からは、中・高校の先生方のご協力を仰ぎ、麗澤ならではの環境を生かしたラグビー教室とプログラミング教室を開設します。小学校におけるプログラミング授業導入に先駆ける、プログラミング教室では、ロボットを楽しく操作しつつ、論理的思考能力を育んでいきます。また今年は、ラグビーワールドカップも開かれる年です。肌触りのよい人工芝を思いっきり駆けまわり、「One for All, All for One」のラグビー精神で、心身共に鍛え、成長していくのを楽しみにしています。

今はまだ、幼い木のような子ども達ですが、希望にあふれる令和の時代に、ピンクのハートに満ちた子ども達が集い、遊び、笑い声の絶えない「豊かな森」になるよう、教職員一同精一杯心を込め、努めてまいります。      園長 岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 好きな遊びを見つけ、戸外でのびのびと遊び、安心感をもって過ごす。
  • 身支度や所持品の始末など、自分でしようとする。
[年中組]
  • 自然とのかかわりの中で好奇心や探求心を持ち、動植物の命を大切にしようとする。
  • 立腰の大切さを再確認し、最後まで集中して話を聞く
[年長組]
  • 様々な自然とかかわり、季節の変化や植物の成長に興味をもつ。また、命あるものを大切にしようとする。
  • 1日の活動の見通しを持ち、今やるべきことを考えながら行動する。

今月の徳育

[年少組]
  • 幼稚園での約束事を知り、守ろうとする。
[年中組]
  • 周りの人が喜ぶことをしようとする。
[年長組]
  • 創立者の思いに触れ、人の役に立とうとする。