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園だより:2019年4月

園だより

『園舎に満ちる春・活気!』

園舎前のしだれ桜が、今年も子ども達の進級と入園を祝い、見事に咲いてきました。

進級された保護者の皆さま、また新しく麗澤幼稚園の仲間入りをされた保護者の皆さま、ご進級、ご入園おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

新学期が待ちきれない様子でお花見に来園し、園舎を覗きに来ていた進級児たち。昨年度集団で過ごす心地よさを十二分に味わい、年中組はひとつ大きいお兄さんお姉さんとして、年長組は幼稚園の代表として、園行事を逞しくリードしてくれることでしょう!年長組にとっては最後の1年です。親子で存分に園生活を楽しんで下さいね。

そして、これまでご家庭の温かい愛情に包まれ、すくすく成長してきた新入の子ども達も、いよいよ入園です。6年ぶりに「ぱんだ組」が復活し、年少組は63名、年中・年長組の新入や転入児を含めると、72名もの子ども達が仲間入りします。教職員にもフレッシュな山崎紀子教諭が仲間入りして華やぎ、園全体が活気に満ちた春となりました。全てが初めての経験になり、入園が楽しみな反面、中には初めて出会う大勢の友達や慣れない環境に、戸惑い泣いてしまう園児の姿があるかもしれません。でも、少しぐらい泣いたって大丈夫です。新入児は小さな体ですが、内にはたくましい順応性や、育つ力が秘められていることに、毎年驚かされます。保護者の皆様は、必ずやってくる「笑顔の登園日」を楽しみにしていただき、「幼稚園は楽しいな」と我が子の心開く時を焦らずに待ち、応援していただきたいと思います。ご心配な事や気がかりな事などありましたら、いつでも私たちにご遠慮なくお声かけ下さい。

麗澤幼稚園は、3つの教育目標を掲げ「やさしく思いやりのある子」「ありがとうが言える子」「自分のことは自分でする子」の育成に取り組んでいます。また園名には、“太陽がわけへだてなく万物を生み育てるように、深い思いやりの心を育むことが何より大切である”という創立者の願いが込められています。4月1日には新元号の「令和」が発表されました。出典は「万葉集」巻五の「梅花の歌三十二首併せて序」からとのことです。この梅花の歌に、厳しい寒さを乗り越え、今年も見事に咲いたアーチ門脇の紅白梅が思い起こされました。あの甘い香り漂う紅白梅のように、希望に目を輝かせ、温かい思いやりの心と感謝の心でお互いを支え合い、それぞれの花を大きく咲かせられる園生活となりますよう、教職員一同心をひとつに尽力してまいります。今年度も、どうか温かいご支援ご協力をお願い申し上げます。

園長 岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 保育者や友だちに親しみ、安心感を持つ。
  • 基本的生活習慣を知り、幼稚園での生活に慣れる。
[年中組]
  • 新しい友だちや保育者に親しみを持ち、好きな遊びを楽しむ。
  • 入園や進級した喜びを感じ、自分のことは自分でしようとする。
[年長組]
  • 進級した喜びを保育者や友だちと共有し、安心して過ごす。
  • 基本的生活習慣や園生活の約束事を確認し、年長組としての自覚を持って行動する。

今月の徳育

[年少組]
  • 元気よく挨拶をしようとする。
[年中組]
  • 友だちや異年齢児に、優しく声をかけようとする。
[年長組]
  • 新たな環境の中で、相手の気持ちを考えながらかかわろうとする。