お知らせ
NEWS

園だより:2020年10月

園だより

『コロナくんには、負けないよ!』

ようやく季節は秋へと移り変わり、可愛いどんぐりも落ち始めました。どんぐりの種類によって、帽子の模様が違うのをご存じでしょうか?幼稚園周辺はシマシマ模様、正門と本館の間に落ちる大きいどんぐりは、うろこ模様なんですよ。またバラ園脇には栃の木があり、栃の実が沢山落ちています。殻をむくと、まるで栗饅頭のような可愛い実!年少さんが袋にいっぱい拾って登園し、見せてくれました。廣池学園の豊かな自然の恵みに感謝し、今年もたっぷりと秋を楽しもうと思います。

ところで明日は、待ちに待った運動会です。この運動会への取り組みは、9月半ばから始まりました。トップを切ったのは年長組のリレーと旗体操です。保育参観でのリレー対決でやる気スイッチがオンとなり、よく走り込んできました。また旗体操の練習では「かぜ準備、ピンク、あ~か、オ~レンジ…」と、音楽がかき消されてしまうほど気合の入った掛け声が連日遊戯室に響き渡り、白熱した練習風景でした。その声に引き寄せられるかのように、他学年が遊戯室の廊下に集まり、憧れの眼差しで練習に見入っていました。年中組のバルーンも同様です。カラフルなバルーンが山やパラシュート、メリーゴーランドやコップに変身するのですから、年少さんやりんご組さんも夢中で見ていました。ある男児が「僕も5歳になったらできるのかなあ?」と、一言。来年への期待が膨らむ年少さんの目は、キラキラと輝いていました。その年少さんも、広いグラウンドで初のダンス披露です。「ぱんぱかぱんぱんぱん」と、なんとも可愛いダンス!ご家族に見ていただくのを楽しみに、大張り切りで踊っています。当日は大勢のお客さんを前にして、緊張のあまり、いつも通りに踊れない子もいるかもしれません。でも、皆と一緒にグラウンドへ出ていけるだけでもすごいと、私は毎年感動しています。私が保育園の時は、怖くて泣いてグラウンドにすら出られませんでしたから。りんご組さんの初かけっこも、可愛いことでしょう!どんな姿でも今年しか見られない、精一杯の子ども達の姿です。コロナにも負けない逞しい子ども達の姿に、どうか最後まで温かいご声援をよろしくお願い致します!

今後も手洗い消毒などを徹底し「コロナくんに負けぬよう」皆が安心して楽しい園生活を送れるように努力致します。

園長 岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 身近な自然や動植物に触れながら、生命の不思議さや、自然の変化に興味をもつ。
  • けじめをつけて活動に取り組む。
[年中組]
  • 集団の中のひとりである自覚を持ち、時間を意識して行動する。
  • 姿勢を正し、相手の目を見て、最後まで静かに話を聞く。
[年長組]
  • ルールや決まりの意味を知り、守ろうとする。
  • 運動会を通して、自分の力を十分に発揮し、自信をもって様々なことに挑戦していく。

今月の徳育

[年少組]
  • 周りの人にやさしい言葉づかいでかかわろうとする。
[年中組]
  • 相手にも気持ちがあることを知り、相手の言葉に耳を傾ける。
[年長組]
  • 自分、相手、周囲も気持ちよく過ごせるように考え、行動しようとする。