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園だより:2017年4月

園だより

『思いやりの心”を大きく育む1年に…』

 4月に入ってもしばらく花冷えが続き、学園内の桜は例年よりゆっくりと満開になりました。玄関前の山桜や枝垂桜も綺麗に咲き、いよいよ新年度のスタートです。

進級された保護者の皆さま、また新しく麗澤幼稚園の仲間入りをされた保護者の皆さま、ご進級、ご入園おめでとうございます。心からお祝い申しあげます。

春休み中、園舎前でプランターのチューリップに水やりをしていると、進級児たちが「園長先生、もう誰が何組か決めたの?」「先生も決めた?」と、待ちきれない!という表情で園舎を覗きに来ました。ピカピカの新しい名札をつけてもらい、いよいよ今日から新年中組、年長組です。お別れ会や卒園式への参加を通して、年長としての自覚も育ち、顔つきがきりっとしてきた新年長さん。昨年1年間で友達とかかわる楽しさや集団で過ごす心地よさを十二分に味わい、心身共にたくましく成長した新年中さん。きっと年少さんの手を引いて「一緒にあそぼう!」と優しく声をかけ、リードしてくれることでしょう!張り切る子ども達の姿が目に浮かぶようです。

これまでご家庭の温かい愛情に包まれ、すくすく成長してきた新入の子ども達も、いよいよ入園の日を迎えます。期待と不安ではちきれんばかりの子ども達は、戸惑い泣き出したり、必死に我慢してしまったりと様々な姿を見せてくれることでしょう。でも、どのお子さんもたくましい順応性や育つ力を内に秘めていますから、“幼稚園は楽しいな”と必ず心を開いてくれます。そんな子ども達と一日も早く信頼関係が築けるよう、私達も全力投球で向き合い、幼稚園中で応援していきたいと思っています。ご心配な事や気がかりな事などありましたら、いつでもご遠慮なくお声かけください。

麗澤幼稚園には「やさしく思いやりのある子」「ありがとうが言える子」「自分のことは自分でする子」の3つの教育目標がありますが、今年度は特に「優しく思いやりのある子」の育成に力を注いでまいります。3学年の異年齢交流の場を通して、また、日々のかかわりやトラブルなどを通して、お互いにどう思いやり折り合いをつければ、仲良くかかわり楽しく過ごせるのかを一緒に考え、子ども達の生きる力につなげていきたいと思っています。

この4月より、子育て経験豊かな高木事務課長と小林礼子先生が仲間入りしました。保護者の皆様のご理解ご協力をいただきながら、教職員一同心をひとつに頑張ってまいります。この1年もどうぞよろしくお願い致します。 園長 岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 保育者や友だちに親しみを持ち、安心して楽しく過ごそうとする。
  • 基本的生活習慣を知り、園生活に慣れていく。
[年中組]
  • 新しい環境に慣れ、安心して過ごす。また、保育者や友だちに親しみを持ち、一緒に過ごす楽しさを感じる。
  • 入園や進級した喜びを感じ、年中としての自覚を持つ。
[年長組]
  • 年長組になった喜びや自覚を持ち、友達や保育者と楽しく過ごす。
  • 園生活の約束を確認し、自分のことは自分で行おうとする。