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園だより:2019年1月

園だより

『心新たに新年を』

明けましておめでとうございます。日本海側は雪の舞う年明けだったようですが、太平洋側は良い天気に恵まれ、穏やかな平成最後の年明けとなりました。皆様お揃いで、喜びと希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
お陰様で、私も高知で新年を迎えました。緑の山並みが広がる凛とした空気の中、新春を祝うかのような真っ青な空を見上げた時、ご在位最後となる新年を、陛下はどんな思いで迎えられたのだろうかと思いを馳せたことでした。
年末のことになりますが、私は家族で伊勢神宮を訪れました。内宮の入り口に架けられた木製の宇治橋は、20年毎にすべてを建て替える式年遷宮の際に架け替えられます。年間1000万人の参拝者により、20年間に5㎝も擦り減るとの説明に驚きました。宇治橋を渡ると樹齢数百年の大木が立ち並び、おごそかで神聖な空気の漂う参道が続きます。玉砂利を踏みしめる音を聞きながら一歩一歩進み、冬の木漏れ日の先に御神殿が見えてきた時は、襟を正さずにはいられませんでした。すべての日本国民をお守りいただいている…そんな思いに駆られて御礼を申し上げ、家族をはじめ園児や保護者の皆様、先生方の幸せを祈願し“子ども達が将来に向かって立派に育っていくよう尽力させていただきます“と、心からお誓いしてきました。
外宮では、御垣内の御饌殿(みけでん)において毎日朝夕の二度、天照大御神に神饌(しんせん)をたてまつるお祭りが、ご鎮座以来一日も絶えることなく行われています。奉仕をする神職の方が身を清め、1500年間毎日欠かさず神前にお食事をお供えし、「皇室の弥栄(いやさか)、全国民が今日も一日、平和に暮らせますようお守り下さい」と祈って下さっているとのこと。何と有り難いことでしょうか。天皇陛下も同様です。ひたすら世界の平和と全国民の幸せを祈りつつの30年間でした。お誕生日であった23日の、お言葉を詰まらせながらのご会見をお聴きして、誰もが感動したことと思います。こんな素晴らしい日本に生まれ育っていることに感謝して過ごせるよう、子ども達にもしっかりと伝えたいと思います。両陛下にご安心いただけますよう、自分に与えられた使命に尽力させていただこうと、心新たにした新年でした。
今日から3学期が始まりました。今年は亥年です。猪の走る姿に似せて、進むべき方向をしっかりと見据え、共に邁進してまいりましょう。早速にお餅つきのご協力をいただきますが、3学期もどうかよろしくお願い致します。
園長  岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 遊びや生活の中で数や文字に触れ、興味や関心をもつ。
  • 冬の自然を楽しみながら、戸外でのびのびと身体を動かして遊ぶ。
[年中組]
  • 遊びや活動の中で数量や文字などに触れながら、親しむ。
  • 冬の自然の中で、戸外で元気に身体を動かして遊ぶ。
[年長組]
  • 身近にある数(数え方)や文字・形に気づき、興味関心を持つ。
  • 自分で決めた目標を意識して取り組む。

今月の徳育

[年少組]
  • 友だちとのかかわりの中で、相手の気持ちを考えながら言葉をかけようとする。
[年中組]
  • お互いに声をかけながら、周りの状況に合った行動をしようとする。
[年長組]
  • 相手の良いところを見つけて、伝え合う。