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園だより:2021年9月

園だより

『東京五輪に感謝!』

連日猛暑続きで、台風9号・10号の接近上陸後も前線が日本上空に長く居座り、各地で大きな被害をもたらした夏休み。皆様のご実家等は大丈夫だったでしょうか?心からお見舞い申し上げます。加えて爆発的なコロナ感染拡大により、緊急事態宣言も延長され、ほとんどの方が今夏もご自宅で過ごされたことと思います。夏季保育も中止となり、3日より分散保育とオンライン保育のハイブリッド保育で、感染防止を徹底しつつの2学期開始となりました。どうかご理解ご協力をよろしくお願い致します。

そんな中で嬉しかったのは、コロナ禍で無観客という異例の開催ではありましたが、1年越しに無事に東京オリンピックが開催されたことです。前回のリオ大会では41個だったメダル数が、史上最多となる金メダル28個を含む58個と、大健闘をした日本人選手たち!東京大会に賭けてきた選手たちの熱い想いが、どの競技を応援していても感動と共に伝わってきました。今回からオリンピック種目となったスケートボードストリートでは、13歳の史上最年少金メダリストが誕生!どれだけ多くの子ども達に夢や希望を与えたことでしょう。スケートボード女子パーク決勝で、失敗した岡本選手を共に戦った十代の仲間たちが担ぎ上げ、演技を称えるシーンは涙こぼれました。

五輪の1年延長は、選手達にとって最良の状態を維持するため、大変な苦労と努力の日々だったことでしょう。でもどの選手のインタビューも、オリンピックの開催や出場できたことへの感謝の言葉に溢れていました。大会関係者や多くのボランティアの方々のご尽力が、聖火のもと選手たちと一つになったからこそ、感動と興奮を分かち合う素晴らしい大会になったのだと思いました。東京五輪開催に心から感謝です。

24日からはパラリンピックも開幕しました。障害を持った選手たちが、障害をものともせず活躍する姿に、感動と涙の毎日です。人間の無限の可能性を教えられました。

陸上選手の活躍をテレビで観たのか、真新しい運動靴を履き「速く走れるんだよ!」と嬉しそうに預かり保育にやってきた年長児。すでに気持ちは運動会に向いているようです。全学年のかけっこの他に、年長組は“90mの距離を走り切り、バトンを繋ぐ”を目標にしたリレーがあります。園でも練習を重ねますが、幼稚園の行き帰りや休日を利用し、ご家庭での楽しい工夫もよいかと思います。大事なのはその過程です。自分の力を十分に発揮できるよう、目標に向かって頑張りを重ねることは、きっと大きな自信に繋がることでしょう。将来、麗澤幼稚園からオリンピック選手が出るかもしれません!この秋は、そんな可能性を秘めた子ども達と体を動かすことを大いに楽しみ、逞しく成長する姿を共に見守ってまいりましょう。

園長  岡田 喜

保育のねらい

[年少組]
  • 運動会に向けて、友だちや保育者と一緒に活動に取り組み、楽しさを共有する。
  • 当番活動や手伝いなどを通して、人の役に立つ喜びを知る。
[年中組]
  • 友だちと協力し、助け合いながら活動に前向きに取り組む。
  • 状況に応じて、自らけじめをつけようとする。
[年長組]
  • 共通の目標に向かって協力し、見通しを持ちながら意欲的に取り組む。
  • 自分、相手、周囲も気持ちよく過ごせるように考え、行動しようとする。

今月の徳育

[年少組]
  • 命の繋がりを意識し、祖父母やお年寄りへの感謝の気持ちを育む。
[年中組]
  • 命の繋がりの尊さを感じ、周りの人や祖父母の方へ感謝の気持ちを伝える。
[年長組]
  • 命の繋がりや自分の命の大切さを再認識し、祖父母への感謝の気持ちを言葉にして伝える。